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Points of Show β / ショーを作るときに考えていること
¥3,000
◆概要 このノートは、入江田翔太がマジックショーをするときにどういうポイントを考えたり、あれこれ試行錯誤しているか、を集めたものです。 大学生の頃から、30分から90分くらいの尺でいろいろなショーを作ったり、演じたりしてきまし た。その度に、どうすれば「魅力的で良いショー」ができるかと、ずっと考えてきました。何に 気を配り、どういう構成にすればいいのか。どんなマジックをして、どんなやり取りを観客と行えばいいのか。 僕が考えている「魅力的で良いショー」というのは、ショーの最中、飽きずに、興味が刺激され、ワクワクだったり、キラキラだったり、グサグサだったり、とにかく観客がずっと惹きつけられている状態が続き、たくさんの感覚を味わえるようなショーです。そして、ショーの後も、誰かとショーの内容について話したり、余韻に浸ったりできるような、そんなショーです。 そうしたショーを目指しながら考えてきたポイントを、今回書き出してみました。実際のマジッ クやショーでの例も載せています。 このノートが、少しでも皆さんの参考になれば嬉しく思います。 著者:入江田 翔太 ◆コンテンツ Ⅰ. ショーの構成について考える 1. オープニングについて考える 1-1.マジシャン登場前の環境 1-2.登場 1-3.オープニングのマジックと台詞 2.ショーを構成するマジックの組み合わせはどうあるべきか? 2-1.ショーのテーマ(あるいは狙い)という統一性から考える 2-2.観客の体験する質の違いから考える 2-3.マジシャンの手慣れ度から考える 2-4.観客の感情の時系列から考える 3.エンディングをどう考えるか 3-1.最後のマジックをどう考えるべきか 3-2.退場の仕方 Ⅱ.観客とのやり取りを考える 4.観客の選択の手法 4-1.指名制 4-2.ランダム制 5.選択した観客の空間上の配置とショー・マジック・マジシャンとの関係性 5-1.観客席にそのまま座ってもらう 5-2.観客席で立ってもらう 5-3.ステージにいるマジシャンの横に立ってもらう 5-4.ステージにおいた椅子に座ってもらう 5-5.ステージ上のマジシャンの定位置に立ってもらう(座ってもらう) さいごに
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Parade ~入江田翔太カードマジック作品集~
¥4,000
◆概要 7つのカードマジック作品集。 ほとんどの手順が、事前のセットなしの状態から始められます。また、「マジックにおいて生まれる関係性について」や「ロケーション時のマジシャンの内面、リズムの変化、表情の違い」などコラムなども充実しています。 著者:入江田 翔太 ◆コンテンツ 01. Symmetry × Asymmetry |対象と非対称をテーマにした共鳴現象 02. Intuition × Chaos |不可能性の高い4Aのロケーション 03. Reverse × Technique |デック内にバラバラにある4Aのリバース現象 04. 1-4 × Kickback |1枚と4枚のキックバック現象 05. 1-4 × Box |ケース内の1枚と手元の4枚のトランスポジション現象 06. Bell × Red-Black |ベルに合わせて赤と黒の配列変化現象 07. Orchestra × A.C.C.A.N. |8人の観客と織りなすA.C.C.A.N.現象